今すぐ試せるC向けボット14選

チャットボットや、音声アプリのダウンロードサイト「Botcamp」をリリースしました。ボットが話題になり始めたのは、2015年頃でスマホのアプリから、プラットフォームがチャットUIに移行していく流れが生まれました。今では、チャットだけでなく、スマートスピーカーの登場もあって、音声による入出力も巨大プラットフォームになっていくことが見込まれます。

ボット市場は、AIと直結することもあって、2023年までに132億円の市場規模まで膨張するとされています。開発者としては、何か作ってみたいなと思いながらも、Webばかり作って今日まで来てしまいました。これを機に、世界ではどんなチャットボットがあるのか調べてみたので紹介します。

今すぐ試せるC向けボット14選

飲食店系

Sure

レストランや、居酒屋をお勧めしてくれるグルメボット。レコメンドエンジンにInstagramのデータを用いていて、YelpやGoogle Mapのような多数決によるレビューではなく、質の高いユーザーによる情報に差別化の意図を示しています。どんなレストランがお勧めか知り合いに聞いた経験は誰でもあるかと思います、そういう感覚でチャットボットに尋ねられるようになっています。

作業効率化

X.ai

日程調整は、面倒な仕事の一つです。X.aiはGmailとOutmailに対応した、スケジュール調整を代わりに担当してくれるオンライン秘書のようなボットです。具体的には、Gmailのようなカレンダーアプリと連携して、相手との日程調整が始まると自動でメールを返信してスケジュールを確保してくれる仕様になっています。

教育系

Sensay

昨年、ICOを実施して話題になったSENSE。現在はブロックチェーンを基盤においたチャット送金システムを提供していますが、その前は先生を文字取ったSensayというチャットボットを運営していました。Sensayは、Slack、Messengerはじめ主要なプラットフォーム上で、尋ねたいことを質問するとリアアルタイムで、それに答えられそうな人とチャット上でマッチングしてくれます。

DuolingoAndy

友だちと話す感覚で英会話できるチャットボット。会話の中では、様々なトピックについてやり取りができるだけでなく、こちらが発した文法が間違っている場合は指摘してくれます。相手が実在するネイティブの先生であったり、ロボットだったり、サービスによって様々です。

健康系

Fitmeal chatbotLark

「今日の昼ご飯は何を食べたの?」とお母さんのように尋ねてきてくれる。毎日答えていくと、後からどの日に野菜、タンパク質、何を食べたのかなど記録して見返すことができる。日本だとFincが、運動と食事の記録を付けてくれて、かつどんなことをすれば良いかまで提案してくれますね。パーソナルフィットネスアシスタントです。

Hellojoy

肉体的な健康に対して、精神的なサポートを担当するのがHellojoyです。ある統計によると、66%の人たちがメンタル疾患の治療が必要にも関わらずそれを受診できていないそうです。疾患に気づきにくいし、過小評価されがちなこの問題をHellojoyはチャットという気軽さで解決してます。周期的に、登録ユーザーのメンタル状態を尋ねて健康管理してくれます。

Casper

マットレスをD2Cで販売するCasperが配信しているチャットボット。ボットでは、寝付けない人たちが寝れるまで会話に付き合ってくれるサービスを提供しています。同社が言うには、羊を数えたり、温かいミルクを飲むよりも、知らない誰かと会話している方が睡眠効果があるそうです。

マーケティング系

Swelly

匿名でアンケート結果を取得できるチャットボット。誰かに聞いてみたい質問を投げかけ、Swellyを使っているユーザー全員に投票してもらうことができます。Swellyは、最初A/Bテストに特化した単体のアプリとして運営されていましたが、現在はボットのみに絞り、サービスを伸ばしています。

金融系

Digit

貯金をサポートしてくれるボット。Digit自体は単体のアプリとして配信されていて、貯金目標額に到達するために自動で引き落とししてくれる仕組みになっています。貯金された際に、SMSで貯金が完了された旨の通知が飛んできます。

ショッピング系

MonaOperator

2015年頃にボットコマースという言葉が流行りました。ECは便利で、わざわざショップに訪れなくても早く安く商品を購入できました。決まっている商品を購入する場合はそれでも問題ないですが、洋服のような店員さんの接客あってこそ、購入が決まるものはECでは実現しづらいです。チャットボットでは、チャットの先にいる人やAIが店員さんの代わりになって、オンラインにおける接客を実現してくれます。Operatorは現在、サービス停止中です。

コミュニケーション系

Replika

実用的なボットを紹介してきた中で、Replikaは異質です。アプリ上で、自分の分身となるボットを会話で育てていくサービスになります。元々、創業者の友人が亡くなった際に、彼との会話をスクレイピングして学習させ、ボット化し、そのボットに話しかけたところ、まるで彼と話しているような気持ちになれたのがサービスの発端になりました。Replikaと会話を重ねるたびに、口癖や、趣味、構文を学習して、自分に似たボットが出来上がります。

本当にボットは必要なのか?

Replikaのような異質な例を除けば、既存のアプリが実現したことをチャットUI上で置き換えているケースが殆どです。チャットは毎日コミュニケーションを取る生活者にとって、身近なものになり過ぎました。Webサイト上で何かをするよりも、ずっと違和感なく事を済ませられるでしょう。

以前、Replika(当時はLuka)の創業者へインタビューした時に、ボットは2つの人間の先天的な性質に合っていると話してもらったことがあります。その2つは、「Luzy(怠惰)」と「Lonely(孤独)」で、確かにチャット上で何かを済ませるって人間的なサービスだなと感じました。

今後もいろんなチャットボットのサービスを試してみたいです!