IoT好き必見!ハードウェアバレーって知ってる?

IoTって、最近どうなんですかね?2020年までに、10兆円を超える規模になるって情報も聞きましたが、「これだ!」ってのはスマートスピーカーくらいで。確かに、アメリカでは670万台ほど出荷されてて、全体の40%まで普及されてるらしいです!

IoTはともかく、ハードウェアスタートアップには、軽い憧れを抱きます。ユーザーが直に触れて、オフラインの店頭に並んでいるダイナミズムは、ソフトウェア作りにはないドキドキがあるんだろうなと思います。クラウドファンディングや、高級言語でもモノづくりができるようになってきてるので、挑戦するハードルは下がってきてますよね。

サンフランシスコでも、ハードウェアは特別で、ハードウェアスタートアップだけが集まっているエリアがあります。モノづくりだと、非言語になるので、世界進出もやりやすい領域なんじゃないかなと思います。その一帯は「Hardware Valley」と呼ばれ、DogPatchエリアの倉庫街に集中しています。

ハードウェアを支える施設たち

ダウンタウンをひたすら南下してくと、DogPatchが見えてきます。歩くと、40分以上かかるのでバスやUberで目的地まで行くのがオススメです。倉庫街ともあり、近隣住民からは治安が良くないとされてましたが、最近はインダストリアルな建物が増え、オシャレなカフェも進出して、サンフランシスコの隠れ家的なポジションも築きつつあります。

ハードウェアを量産したり、開発のための機械を導入するためには、ダウンタウンのような密集土地では厳しく、この倉庫街に集まるようになったのがキッカケになったみたいです。スタートアップそのものよりも、ハードウェアを始めるにあたってどんな施設が用意されてるかに焦点を絞って紹介していきたいと思います。

Lemnos Labs

ハードウェアに特化した育成施設。2011年にEric Klein氏らが中心になって創業されました。Ericは、Appleで製品担当の経歴があって、プロトタイピングの段階から親身に開発の相談に乗ってくれるそうです。ドローンや、ロケットのような空中産業への出資にも積極的です。既に35社に出資していると公式サイトで発表してます。1回で最大2,800万円の出資を受けられ、毎年8〜12が採択されます。

PCH傘下であるHighway 1は、Y Combinatorと同じように、アクセラレーター方式を採用しています。期間内に申請して、通過すると、約600万円の出資とオフィススペースを自由に使えるようになります。製造そのものは勿論ですが、ECサイトやオフライン店舗に出店していく、サプライチェーン面を彼らのネットワークで支援してもらえるのが最大の特徴です。

fuse project

ハードウェアのデザインや、ブランディング面で有名な会社。1999年に、Yves Behar氏らが中心となって創業され、スマートロックのAugustやスマートフォン始め、消費者に寄り添った体験をデザインするのを得意としています。建物が外から見ても目立つ、圧巻です。

Box Clever

こちらはややダウンタウン寄りですが、デザイン会社です。元々、グラフィックで始まったそうですが、時代の変遷に伴いハードウェアに力を入れ始めてるとか。現地に住むデザイナーからすると、「最近いけてる!」らしいです。DogPatchは特にインテリアデザインの会社が多く密集していますね。

ハードウェアバレーに行ってみよう

ハードウェアといえば、中国の深圳が盛んですね。筆者も一度だけ訪ねてみたことがあるのですが、広い土地に壮大なインキュベーション施設が点在してて、純粋に楽しそうだなと思いました!サンフランシスコのハードウェアバレーは、比べると大きくはないのですが、世界的に使われるソフトウェアスタートアップや、巨額のVCマネーが動いてるのを考慮すると、サービスをスケールさせてく舞台としては引けを取らないのではないかなと。

あと、ミートアップも定期的に開催されているみたいなので、もしサンフランシスコにハードウェア目的で滞在を考えている方は、このイベントが行われる日程にスケジュールを合わせてもても良いかもしれませんね。サンフランシスコは他の街と比べると、あまり広くないのですが、こうして様々な産業が密集してるのはエキサイティングですよ!