海外ノマドやってみたと、便利ツール26選

そういえば、アメリカで4ヶ月ほどノマドしてました。

引き受けてる仕事が全てリモートで、アメリカを自由に過ごせるグリーンカードも保持してたので、行ってみるチャンスがあるうちにやってみようと思い、1ヶ月おきに移動しながら、計4都市回りました。新しい街、新しい人々に出会えるのは新鮮な体験でした!

ノマドはしてましたが、旅行好きというわけでもないので、観光地を巡るよりは、いい感じのカフェを見つけて、夜は地元のバーに通ったりして、その街の良さを肌身で実感するようにしてました。絶対やりたいわけではないですが、いつか世界中ノマドして過ごしてみるのも良いなとも思えました。まあ一人だと結構寂しいんですけど(笑)

海外ノマドの気づき

一ヶ月ごと移動するのは今回初でしたが。振り返ると、2016年頃から本格的にリモートワークで仕事してます。メインで働いてるクライアントは2社で、以前仕事してた方に限り単発の案件を受けたりするのはありますが、基本的には新規の案件は受けないようにしてます。稼ぎ的には、サンフランシスコでギリギリ生活できるくらい。ですが、それで本当に十分。

海外に過ごせて、かつ仕事もリモートで引き受けられるって、ラッキーなのかもしれません。お金がない頃から、リモートで働くのは徹底してたので、そのランクが上がっただけなので、そこまで不自然さを自分の中ではあんまり感じませんが。これから、こういうスタイルは増えてくるんだなとも思います!

時差は案外キツイ

アメリカと、日本で16時間の時差があります。日本時間に合わせてると、金曜日から週末がスタートするようなイメージです。クライアントも気を使ってくれて、日本の午前中(アメリカは夕方)に打ち合わせを設定してくれるものの、何かあった時のために、日本時間の定時までは起きておく必要がありません。サマータイムだと、2:00 AMまで待機するって感じです。

こちらで朝一から働いてると、昼寝挟まずにはいられません。忙しい時期が被ってしまうと、徹夜は当たり前になりますし、アメリカいながらも段々とJSTに寄りの生活になるのは余儀なくされます。

通話はかなり効率的

近くに住んでると、対面でのミーティング増えますが、海外ノマドになれば通話しか選択肢なくなります。通話だと、移動コストがなくて、開始10分前まで全く別のことしてても、ブラウザのタブ一つ(appear.in使っています)でスタートできます。例え、時間に遅れてしまうことがあっても、融通効きやすいです。

リソースの自由度は高い

時間の使い方の幅が効きます。必要な時に、必要なことをすれば良いので、クライアント側としても業務外でコストを発生させないため、win-winな取引です。ここにきて時差がプラスに働き、午前中〜夕方までは仕事が入らなくなります。仕事終わった後に、個人開発するのは疲れてできなくなる時もあるかもですが、先に個人開発して、それから仕事というスケジュールを組めます。

ノマドのためのプロダクトたち

ざっと調べてみました。ここで、ノマド進行中のときに利用してたのは、Google Map、Yelpと、Colivingくらいなんですけど、改めて知ってみると使っておけば良かったなと思えるサービスばかり。

海外ノマドを目指す!という方は、一応ブックマークしておくと、いざという時に使えるかもしれないプロダクトたちです。

コミュニティ系

Nomad List

10,000人以上のリモートワーカーが参加する世界最大のノマドコミュニティ。個人開発者のPieter Levels氏が2014年にスタートしたプロジェクトで、世界各地のデータを定量的に見られるのと、参加してるメンバーによるレビューや、コミュニティ内での定性的な情報を取得できるのが特徴。会員になるには、1年で60ドル支払う必要があります。有償メンバーには、専用のSlackやワークスペース、仕事掲示板にアクセスする権限が付与されます。

Nomad Meet

毎日メールで、実在するノマドのプロフィールが配信されるメルマガ。8ヶ月前に、個人開発者のSeva Zhidkov氏がスタートしたプロジェクトで、配信されたノマドは彼にメールすると順番に配信されるようになります。ノマドの生活って興味深いので購読してみる価値はありそうですね。

Female Digital Nomads

女性が海外をあちこち移動するのは危険な気もしますが、女性ノマドのブログも増えてます。31カ国をノマドして渡った25歳の旅ブロガーMilou氏が始めたプロジェクトで、ノマドライフに関するブログ発信や50,000人以上が参加するFacebookグループを運営しています。

ワークスペース系

CoworkerNomadSpaceWorkfromNomadPlaceMap

ノマドと、カフェ、コワーキングスペースは切っても切り離せない関係。新しい街に訪れる度に、WiFiと電源が完備されてて、夜遅くまでやってるカフェを探すようにしてました。その時は、Google Mapで「WiFi カフェ」と検索してたのですが、それぞれ相当数を網羅してるので使ってみるべきでした。WorkFromはWiFiのスピードまで分かります。

Croissant

Croissantと提携してるコワーキングスペースを自由に使えるパス。月に10時間で39ドル、40時間で129ドル、120時間で249ドルのプランが用意されています。一度、40時間プランを利用してましたが、使わなかった時間は翌月に持ち込まされます。アプリ内でタイムラインも用意されてて、ユーザー同士がコミュニケーション取れるようになってます。

Spacious

アメリカのレストランは夕方以降、ランチの時間しか開いておらず、日本みたいに終日営業はしていません。その営業時間外のみ、コワーキングスペースとして使おうの発想で生まれたのが、Spaciousです。Croissantよりも安く、一ヶ月199ドル、三ヶ月プランだと149ドルで利用可能。利用時間が限られてるのので、メインのスペースがある方の息抜きとして利用する感じになるでしょう。

Codi

Product HuntのRyan Hoover氏が出資して知ったサービス。Codiは、自分の家のリビングをコワーキングスペースとして貸出できる。一言で言えば、Airbnbのコワーキング版です。去年スタートしたばかりで、利用範囲はサンフランシスコに限られてますが、25時間までだと月70ドル、80時間は210ドルで利用できます。交流も深まりそうで、今度使用してみたいと思ってます!

マップ系

Google Map

ノマドに限らず、どんな場面も使えますが。新しい街に訪れた際に、宿がどこにあるのか、美味しいレストランがどこにあるのか、観光地は歩いていけるのか、全てGoogle Mapに尋ねながら旅をしてました。

Hoodmaps

Nomadlistの作者であるPieterによるノマドが楽しむ為の地図アプリ。カテゴリや探してるタグによって地図のデザインを変更できます。眺めてるだけでも、カフェやコワーキングスペースがこの辺に集中してるんだとか発見があります。クラウドソーシング形式で、ユーザーが情報を投稿する仕組みになっています。

Yelp

日本でいう食べログですが、カバーしてる範囲はレストランに限らず、美容院やホテルなど施設全般です。よく美味しいレストランを探すのに使ってます。毎回、旅の思い出をレビューとしてYelpに掲載するようにしてます。気づいたら、Yelpエリートに(笑)チェックインすると、たまに割引クーポン貰えたりもします。

ジョブ系

Remote OKRemotiveNo DeskRemote.coWeWork Remotely

リモート案件に特化したジョブ検索サイト。これ以外にも乱立してますが、これまたPieterの作ったRemoteOKや、WeWorkが運営してるWeWork Remotelyあたりが有名です。掲載する側がお金を支払う仕組みとなってて、探す側は無料です。日本でも類のサイトは増えてるので探してみても良いかもしれませんね。

フライト系

Nomad Flights

ノマドの移動は飛行機がメインです。格安航空とはいえ、続けば出費は嵩張ります。ノマドならいつ出発しても良いので、自分が行きたい目的地を登録して安くなった時に知らせてくれる機能を果たしてるのがNomad Flightsです。

Hipmunk

航空券の比較サイトです。移動が多くなれば、なるべく安く済ませたいのが希望だと思います。Hipmunkで検索すると、10以上のサイトをスクレイピングして最も安いプランを提案してくれます。マスコットキャラクターも可愛いので、つい立ち寄ってしまうサイトです。

ホテル系

AnyPlace

ホテルを月極で借りられるプラットフォーム。ホテルに限らず、一ヶ月単位で貸借できる物件を簡単に選べます。アメリカだと、物件を借りるのに審査が厳しかったりしますが、Anyplace側が担保になるため、すんなり進められます。

ColivingAirbnb

ホテルやホステルから選ぼうとすると、価格の上下に一定の水準があります。他人の部屋を借りるようなColivingやAirbnbを使うと、妥協すればするほど底抜けに安く借りられます。一度見たのが玄関に泊まるなら、月400ドルという物件など(笑)審査や契約なしで瞬時に借りられるため、ギリギリで決める時は使っていました。

Nest Pick

比較に特化したマンスリー物件探しサイト。Hipmunkと同じで、複数のサイトをスクレイピングして、比較して物件を決められるのが特徴です。ヨーロッパスタートのサービスなので、そのエリアでノマドをする予定がある人は見てみても良いかもです。

その他

Remote Year

ノマドが100人集まって一緒の目的地で、仕事や旅を楽しむ旅行プログラム。リリース時のLPには75人枠に対して2万5000人が応募した、伝説があります。住む場所と、コワーキングスペース、航空費付きで一ヶ月2000ドルで参加できます。

Remote Stories

リモートワークに関する悩みや、体験談を投稿する匿名の掲示板。Hacker NewsやRedditのノマド、リモートワークに特化した版のイメージです。リモートになって猫が上司になったとか、新しい趣味を始めたなど、ほっこりするエピソードも寄せられてます。

海外ノマドは、当たり前の選択肢に

海外ノマドと聞くと、エンジニアやデザイナーのイメージが強いかもしれません。しかし、こっちで出会った人たちの中には、アメリカ各州の病院で働くナースのフリーランス、Uber EatsやPostmatesでデリバリーしながら暮らすポストマン、美容師とか、必ずしもクリエイティブ属性だけの特権ではなかったように思えました。

そして、マイノリティではありますが、海外に出るとそこまで珍しい存在でもなくなります。周りにいる日本人はみんな、それに近い暮らしをしてます。GitHub、Buffer、WordPressを取り扱うAutomaticをはじめ、全員リモートで成り立つ会社も増えてきましたね。

もし、もっと体験ベースで、直接話を聞いてみたいという方は、EastHackersに一ヶ月だけでも入ってみてDMしまくっていただければ、お答えできる限り全部応答しますので!