超有名サービスがリリース時のスクショを集めてみた23選

有名サービスが走り出した頃の写真って、気になりませんか?どんなに使われているサービスもだいたい、創業メンバー2〜3人がマンションやガレージの一室で黙々と作業するところから始まります。あるいは、本業がある合間にサイドプロジェクトが、大きくなって法人化するケースも少なくないみたいですね。

創業時の様子を手に入れるのはできないのですが、サイトがリリースされた頃のスクリーンキャプチャは手に入りました。Archive.orgというサイトを使って、ドメインを入力すると、当時のスクリーンキャプチャが残されていて、自由に眺めにいくことができるのです!

今回、個人的に「このサービスは誰でも知ってそうだな。」と思うものを厳選して紹介していくのですが、もし気になるサービスが他にある方は、サイトに飛んで検索してみると良いかと。

超有名サービスの初期

Google(1998年)

スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによる研究プロジェクトとして、Googleの歴史はスタートしました。二人は、検索における適合性を判断するにあたって、サイトへのリンクを貼っているページの数と、リンク元の品質の2つから評価する「PageRank」を提唱しました。

Facebook(2004年)

ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが、同大学のメールアドレスを持つ学生に限定してSNSを開放したのが始まり。ボストン地域の大学、アイビーリーグの大学、やがて世界中へと瞬く間にユーザー層を広げていきました。映画「ソーシャルネットワーク」を見ると分かりやすいです。

Twitter(2006年)

Odeo社のサイドプロジェクトとして、Twitterは2006年にスタートしました。ジャック・ドーシー、エヴァン・ウィリアムズ、ビズ・ストーンらが中心となって、社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワークとして、インターネットにおける独立的な地位を築き上げました。

Amazon(1994年)

ジェフ・ベゾスが30歳の時に、オンライン書店としてAmazonを立ち上げます。ジェフのキャリアは、ITではなく金融マンであり、電子商取引が年間成長率2300%と予測する、あるインターネットの将来についてのレポートを読んで、ビジネスを作り込んでいきました。

Youtube(2005年)

PayPalの従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらが創業。最初は、ユーザーが動画をアップロードして異性を探せる出会い系サイトでした。その後、動画アップロードに焦点を当てたサービスにピボットを果たし、2006年にはGoogleが16億5000万ドルの株式交換で買収しました。

Yahoo(1994年)

スタンフォード大学の学生だったジェリー・ヤンとデビッド・ファイロが、ネットサーフィン中に見つけた興味深いページを「Jerry’s Guide to the World Wide Web」へ掲載したのが始まり。1995年にベンチャーキャピタルに事業化を持ち込まれ、Yahoo! Inc.が創業されました。

GitHub(2008年)

クリス・ワンストラス、PJハイエットら創業メンバーが、Gitリポジトリをホスティングする目的で、サイドプロジェクトとして2008年に開始。ミートアップや口コミを通じて、開発者の間に話題になっていきました。2018年にマイクロソフトが事業買収しました。

Gmail(2004年)

2004年にGoogleによるフリーメールサービスとしてリリースされました。以前より、YahooメールやHotmailなど競合サービスは存在していましたが、容量の大きさや、非同期で更新されるインターフェースにより普及していきました。

Airbnb(2008年)

ブライアン・チェスキー、ジョー・ゲビアがサンフランシスコに引っ越してすぐ、家賃も払えない状況になって、家の一部屋をホテルとして提供するビジネスを考え、スタートしました。最初は、宿泊設備だけでなく、ホテルと同様に朝食も提供していたのが分かります。

Uber(2009年)

連続起業家のトラビス・カラニックと、ギャレット・キャンプが寒い冬にタクシーをなかなか捕まえられなかった体験から、2009年に個人間配車サービスとしてスタート。当時は、創業者たち自らが運転手を勤めて、ユーザーを迎えに行っていたそうです。

LinkedIn(2003年)

PayPal副社長をしていたリード・ホフマンが退任後に、創業。世界最大のビジネスSNSとして、2019年現在はユーザー数5.6億人と発表されています。2016年12月には、マイクロソフトに2.7兆円で事業買収されています。

Yelp(2004年)

Paypalの従業員だったジェレミー・ストップルマンが、ローカル誌「Yellow Page」に目をつけて、ローカルビジネス口コミサイトのYelpを創業しました。2009年にはGoogleによる買収提案も話題になりましたが、2012年にはニューヨーク証券取引所に上場しています。

Pinterest(2010年)

Googleの社員だったベン・シルバーマンが、2009年12月に開発を始め、2010年3月にクローズドβとしてスタートしています。創業当時はミートアップを開催したり、ユーザーとのミーティングを重ねて、綿密なサービスづくりを行なっていたことでも有名です。

PayPal(1998年)

2000年3月、X.comが最大のライバルであったコンフィニティ社と合併し、コンフィニティ社の決済サービスをPayPalとして伸ばしていきました。創業者のピーター・ティール、イーロン・マスクはそれぞれ、著名なエンジェル投資家、連続起業家として活躍し続けています。

eBay(1995年)

1995年、eBayの前身となったオークションウェブ(AuctionWeb)で、ピエール・オミダイアが趣味の一環としてスタートしたプロジェクト。ユーザーが増加するにつれ、趣味の範囲で管理するには限界がきたことで法人化していきした。

Alibaba(1999年)

1999年、企業間電子商取引をサポートするサイトとして「阿里巴巴」をジャック・マーが創業しました。ソフトバンクが出資を行なったことでも有名で、アジア最大のインターネット企業に至るまでに成長しました。

Dropbox(2008年)

マサチューセッツ工科大学の学生であったドリュー・ヒューストンが2007年に設立したサービスで、彼が学校に提出するはずだった課題をUSBに入れていたところ、そのUSBを家に忘れてファイルは食うラウド上にあるべきという発想から始まりました。

Reddit(2005年)

Y Combinatorから出資を受けていたスティーブ・ホフマンと、アレクシス・オハニアンが、ウェブサイトへのリンクを収集・公開する目的でスタートしたインターネット掲示板。2006年にWiredはじめ雑誌・ウェブ各社を所有するConde Nastによって買収されました。

ProductHunt(2014年)

ライアン・フーバーが、最新プロダクトの情報を収集・周知する目的でメルマガから始まったサイト。開発者やアーリーアダプターたちが情報交換をするコミュニティとして、多くのユーザーから愛されています。2016年に、AngelListが買収しました。

Slack(2013年)

かつて、FlickrをYahooに売却したスチュワート・バターフィールドが社内におけるコミュニケーションツールとしてSlackを開始し、2013年8月より招待制でβ版がリリースされました。その後、順調に導入企業を増やしていきました。

Spotify(2006年)

ダニエル・エックと、マーティン・ローレンヅォンがスウェーデンで2006年にスタートした、音楽ストーリミング配信。当時は違法ダウンロードが蔓延してた中で、著作権を正当に取り扱いながら配信できるシステムとして話題を集め、サービスを成長させていきました。

Netflix(1997年)

リード・ヘイスティングスと、マーク・ランドルフが、DVDレンタルサービスとして事業を開始しました。店舗を持たず、1週間レンタル4ドルの仕組みを作り、当時は自転車操業でした。2007年にオンデマンド方式に移行し、世界最大の企業へと成長していきました。

Wikipedia(2001年)

オンライン百科事典プロジェクトNupediaを前身として、ラリー・サンガーと、ジミー・ウェールズがスタートしたプロジェクト。資金は全て、ドネーションによって成り立っています。

最初は100%ではなかった

フォーチュン500に名を連ねる大企業たちも、最初はシンプルなスタートを切っているんですね。勿論、時代による傾向も強いかもしれませんが、デザインや機能面で競合他社に必ずしも優れていたわけではなかったと思われます。規模が大きくなり、ユーザーの属性に合わせて、少しずつデザインを変遷していったのも、Archiveをみていると分かります。

Facebookのマーク・ザッカーバーグの言葉に「完璧を目指すより、まず終わらせろ」があります。最初のリリースっていうのは、恥ずかしいくらいが丁度良いかもしれませんね。後になって、こうしてアーカイブで昔のバージョンを発見されて、笑われるくらいの方がきっと思い出になるんじゃないでしょうか!