さあ、シリコンバレーへ90日間出かけよう!

シリコンバレー、サンフランシスコと聞けば、インターネット業界で働いている人であれば、誰しもが関心を寄せている土地かと思います。「シリコンバレー行ってみたい!」と、相談を受けることも少なくありません。でも、実際に行く人はおそらく、行ってみたいと言っている人の10%未満くらいかなと。その10%の方々が、1週間程度滞在して、Googleや、Facebookの本社の前で写真を撮って、それをSNSにアップして「シリコンバレー行ってきた!」となってる感じです。皮肉ではありませんが、ここの魅力は、観光では分からないものがあるんです!

じゃあ、どうすればシリコンバレーの魅力を味わえるのかといえば、90日必要です。この90日というのは、ビザなしでアメリカに滞在できるMAXの日数で、これくらい住んでみると、シリコンバレーってこんな感じか、と実感できるんじゃないかなと。

今回の記事では、観光ではなく、リアルなシリコンバレーというのを感じてみたい方々に向けて、どのように90日間滞在するのがベターであるのかを、筆者の経験をもとにお伝えしていければなと思っています。

とはいえ、90日という空白、人生のうちになかなか作れない期間ですよね。会社で働いてる人は到底そんな休み取れるはずもないし、結婚して家庭を持っている人も難しいかもしれません。しかし、これまで、日本人の方で、仕事を思い切って辞めてきた人や、結婚しててもパートーナーを納得してきてる人にも出会ってきました。渡米するまでは、決断が要るかもしれませんが、実際に入ってしまうと、そんな人たちばかりなのであまり気にしなくなります。だから、何とかして90日を作ってみてください!

どこにあるのか?

前提として、シリコンバレーとサンフランシスコは離れています。行き来するのに、2時間くらいかかる距離です。90日間の拠点は、サンフランシスコ側で過ごすのをオススメします。

羽田、成田から直行便が出ていて、9時間くらいでいけます。僕はよくLA経由で入っています。時間は、+4になりますが、気持ちリーズナブルです。季節にもよりますが、1000ドル前後で往復チケットが取れます。ここで注意するのが、必ず往復チケットを買ってください!ビザがない状態で、片道チケットで入国しようとすると、税関で引っかかり、その場で往路のチケットを取るハメになります!

空港はSFO(サンフランシスコ国際空港)が最寄りです。市街地まで電車で1本40分くらい、UberやLyftを使ってみても30ドルくらいで行けるので、これを使ってみるのも全然ありだと思います。

幾らぐらいかかるのか?

アメリカ、その中でもサンフランシスコは世界で一番の物価です。1ドル100円と考えても全体的に高いように感じてしまいますし、時期にもよりますが、1ドル > 100円の状態は当たり前なので、いろいろお金かかってるなと思ってしまいます。ですが、ちゃんと工夫すれば、お金をあまりかけずに過ごす方法もあるので心配要りません。多分、1ヶ月20万円未満でいけるはずです!3ヶ月50万円あれば、僕ならいけます(笑)

住居費

ダウンタウンの徒歩圏内に住むのがオススメです。日本のように、プライベートルームで暮らそうとすると、一ヶ月3000ドル前後かかってきます。アメリカではルームシェアは若者に限らず、一般的に普及してるので、すぐに見つけることができるかと。

ルームシェアであれば、1ヶ月800ドル〜1200ドル。中長期の滞在であれば、Hackn SleepAviato ClubAnyplaceのどれかから選んで決めれば良いです。ルームシェアは安いだけでなく、現地のエンジニアが暮らしていることも多く、そこからネットワークを広げていける可能性があります。

通信費

プリペイドSIMを購入しましょう。T-Mobileを使っているのですが、10GBまで通信が使えて、一ヶ月40ドルです。日本に比べても、ここは破格だと思います。数日の滞在であれば、空港で借りられるポケットWiFiでも良いかもしれませんが、一ヶ月以上暮らすなら、SIMで済ませた方が良いです。

食費

レストランで食べると、20ドル+チップです。チップは、合計金額のおよそ15%程度なのですが、払っても払わなくても良いものではなく、払わなければならない料金になります。だから、レストラン縛りで過ごすと、一ヶ月に食費だけで10万円以上かかってしまいます。

なので、自炊がおすすめです。ルームシェアであれば、共有のキッチンや冷蔵庫もあるので、普通に料理生活は可能になります。昼夜せめて、どちらか一方は、自炊するようにしましょう。また、レストランだと高いので、ファストフードや、フードコートも良いです。チップもかからず、10ドル未満でお腹いっぱいになります。

交際費

基本的にはかかりません。友だちができたら、バーやクラブに行くようなこともあるかもしれませんが、日本でナイトライフを楽しむより、リーズナブルな気がします。

何をするのか?

90日間、何をするのかは自由なんですが。実際、来てみてどんなことができるのかは気になりますよね。シリコンバレーへ来たからといって、仕事が与えられるわけではないので、自分で考えて、自分なりの行動を取ってみるのが正解です。もし途中でつまらなくなったら、日本に帰っても良いと思います。

具体的に、筆者が一番初めに、サンフランシスコへ90日間、滞在した際にやっていたことをここでは参考までに紹介していきます。

ミートアップに参加する

サンフランシスコでは、ほぼ毎日ミートアップが開催されています。ここでは、企業がスポンサーをしてプログラミングの勉強会や、スタートアップによる投資家へのピッチイベントが行われています。ほとんどが無料、それどころかピッツァや軽食、アルコールが提供されるものもあります。

参加しても、英語だし、正直よく分からないかもしれません。しかし、ミートアップに参加することで、新しい人との繋がりが増えたり、そこで出会った人に自分が会いたいと思っている人を紹介してもらえるかもしれません。人脈を広げる良い機会です。

とはいえ、何でもない人とは誰も繋がりたいと思わないので、自分がこれまでどんなことをしてきた人で、何ができるのか、そして、何を探しているのかをちゃんと英語で説明できる準備をしてから、行ってみるのが良いと思います。

ブログを始める

シリコンバレーでの一次情報は、思ってる以上に日本には流れていません。それは、自分が初めて滞在した3年前と比べて、環境は変わっていないように思います。ですので、今日見たシリコンバレーで気づいたことや、体験したことは、シリコンバレーへ行ってみたいと望んでる人にとっては貴重な情報かもしれません。

筆者自身も、とにかく体験したことを記事化していたところ、ちょっとだけ多くの人にもブログを読んでもらえるキッカケとなって、ライターの仕事をもらえるに至ったりもしました。発信していくという癖はつけておくと良いかと。

アポを取ってみる

会いたい人には会いたいと意思表示するのが良いでしょう。行く前から、サンフランシスコについて書いてるブロガーさん何名かに直接連絡をして、どんな風に過ごすのが最適なのかを渡米してすぐに聞いていました。現地の人に聞いてみるというのは、一番効率が良いと思うので、ダメ元でもDMしてみる価値はあります。

あとは、こっちの起業家や、エンジニアにも連絡をして会ってもらえるか打診するのもありだと思います。基本的に、みんなTwitterをやっているので、Twitterからリプを飛ばすなり、DM送るなりすれば良いと思います。相手が日本人であれば、こっちに来てるというだけで、案外会ってくれる人も少なくありません。保証はありませんが。

次の選択肢

シリコンバレーの90日間は、過ごしてみるが目的でも良いと思ってます。目的がなくても、エキサイティングに感じてしまうのは、この土地の独特さです。90日経ったあとに、次に自分は何をするのか、それを決めるための期間としては最高です。

日本へ帰って起業するのか、シリコンバレーの企業に就職してみるのか、また、シリコンバレーで起業するのか。何でもありです。アメリカの人たちはドライだと聞くかもしれませんが、僕はサポーティブだなという印象のが強いです。正確にいうと、何かに挑戦している人に対しては、いつも手を差し伸べてくれる文化があるように思います。

もし、シリコンバレーへ行ってみたいという人や、ちょっと興味はあるけど、まだ行ってみるには至らないという方は一ヶ月だけでも、East Hackersに入ってみると良いかもしれません。実際に、現地の起業家や投資家も参加しているコミュニティで、これからもっと、シリコンバレーに近しい環境を作っていきたいと思っているので。